性齢 | 牡4 |
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父 | ハーツクライ |
母 | コーステッド |
母の父 | Tizway |
調教師 | 堀宣行 |
悲願のG1初制覇へ、このドバイターフはダノンベルーガにとって過去最大のチャンスとなりそうだ。3歳の昨年は皐月賞から王道のG1レースを4連戦し、すべて掲示板を確保した一方、天皇賞(秋)での3着が最高と頂点には一歩及ばなかった。皐月賞(4着)で掲示板に載った同期生たちは5着のアスクビクターモアまでがG1ホースとなったほか、先着を許した大半が前後にG1勝ちの現役トップクラスばかり。そうした強豪たちと差のないレースを繰り返したダノンベルーガにも十分な器が備わっているはずだ。
それら4戦のうち、皐月賞は上位3頭が2桁馬番の外差し決着の中で、1番枠のダノンベルーガは常にインコースを通ったもの。天皇賞(秋)ではイクイノックスを直後でマークしたものの、パンサラッサの大逃げで裏目に出た。ジャパンCは14番枠から馬群の外を走らされながらも、残り200m地点の手前で先頭に立つ大きな見せ場を作っている。ダービーは完ぺきに立ち回ったが、ジャパンCともども2400mはやや長い印象を残した。
自身と同じようにデビュー2戦目で共同通信杯を制すも、大舞台で惜敗続きだったリアルスティールが、G1初制覇を飾ったのは4歳のドバイターフ。久々に迎える「左回り1800m」は恐らくベストの条件でもあり、ここは決めたい舞台だ。