性齢 | 牡4 |
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父 | リーチザクラウン |
母 | エミーズプライド |
母の父 | キングカメハメハ |
調教師 | 新谷功一 |
今年のドバイWCに8頭が大挙参戦する日本調教馬の中にあって、唯一、G1未勝利なのがクラウンプライド。しかし、UAEダービー制覇という格不足を補えるだけの実績がある。日本とは異質なダートで戦うにあたり、その他のG1ホース7頭がドバイのダートを未経験なのに対し、距離が100m違うだけの条件で勝ち鞍がある事実はアドバンテージと見なすこともできる。終わってみればクラウンプライドが最先着という結果になっても不思議はない。
国内での実績的にもトップクラスとそん色はない。UAEダービーからケンタッキーダービーへ転戦して帰国した昨年は、秋に日本テレビ盃からJBCクラシック、そしてチャンピオンズCと3戦していずれも2着に善戦。チャンピオンズCではジュンライトボルトの急襲に屈したものの、2番手追走から直線早々に抜け出す正攻法でクビ差の2着なら勝ちに等しい内容と言えよう。
パンサラッサやカントリーグラマーをはじめ、前走のサウジC(5着)で後塵を拝した4頭と今回も対戦するが、当時は3着のカフェファラオまで約1馬身差、1着のパンサラッサでも2馬身半ほどと大きく負けた訳ではない。メイダン競馬場での経験値をもってすれば、少なくとも日本馬同士の争いで逆転することは十分に可能なはずだ。