性齢 | 牡6 |
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父 | オルフェーヴル |
母 | ミルフィアタッチ |
母の父 | キングカメハメハ |
調教師 | 高木登 |
日本から数多くの強豪馬がドバイに遠征するが、その中で勢いがある一頭を挙げるとすれば、ウシュバテソーロは外せない。現在ダート2000メートル以上で5戦5勝という成績を残し、4連勝中だ。
改めて過去の実績を見ると、1年前のダート路線転向をきっかけに連勝を続け、昨年末から今年初めにかけては、東京大賞典から川崎記念という交流G1で連勝を果たすなど、この馬の勢いはとどまるところを知らない、そして満を持して初めての海外遠征、世界最高峰のダートG1に挑戦する。
国内の追い切りでは8日に美浦ウッドを単走で半マイル追い、ゴール前で軽く仕掛けられると4F54秒5-38秒8-11秒8というスムーズな加速を見せた。管理する高木師も、「きょうはサラッとやりました。順調に来ています」と納得の表情。
鞍上にはリーディングジョッキーである川田将雅騎手と初めてコンビを組むことが決まり、日本屈指のタッグで世界の強豪に挑む。
ただし、この馬は暑さが苦手とのことで、現地の気候に対応できるかどうかがポイントになる。それでも、この馬の持つ強さと勢い、加えてダート重賞で絶好調のオルフェーヴル産駒の勢いも加わって、海外でも勢い十分に一気に頂点へと登り詰める可能性がある。