ドバイゴールデンシャヒーン(G1)
2024年3月30日 (土) 23:25[現地時間 2024年3月30日 (土) 18:25]
UAE メイダン競馬場
ダート左1200m
負担重量:4歳以上=59.5kg 南半球産3歳=牡・セン馬 58.5kg、牝馬 56.5kg 北半球産3歳=牡・セン馬 55.5kg、牝馬53.5kg
賞金総額:200万米ドル(約3億円)
1着賞金:116万米ドル(約1億7400万円)
※1米ドル=150円で換算
賞金規模は総額の200万米ドル、1着の116万米ドルとも前年と変わりないが、一段と進んだ円安の影響により、円換算では総額で約3000万円、1着賞金で1700万円ほど増加。1着賞金はJBCスプリント(8000万円=2023年実績)の2倍を超える。
ドバイワールドカップが創設された1996年には「ナドアルシバスプリント」の名称で施行。当時のナドアルシバ競馬場は芝コースの外にダートコースが設けられていたため、ダート戦としては異例の直線1200mを舞台としていた。2000年にドバイゴールデンシャヒーンへと改称され、賞金総額100万ドルのリステッドに格付け。2001年のG3から翌年の2002年にはG1へ昇格して賞金も現在と同じ総額200万米ドルに倍増された。
2010年にはメイダン競馬場の開場によってダートコースがオールウェザー(AW)コースに刷新。芝コースの内側に配置されため左回りの1200mへと施行条件が大きく変更された。AWコースは2015年から再びダートの走路に置き換えられ、それ以降は左回りのダート1200mで施行されている。
レースは歴史的にアメリカ調教馬が強く、AW開催の5年間こそ1勝止まりだったものの、ダートでは16回で12勝と本場の実力を見せつけてきた。日本調教馬はなかなか結果を出せなかったが、2019年にマテラスカイが2着で初連対すると、レッドルゼル(2021、2022年)も2年連続で2着と、近年は遠征頭数も増えて上位争いに加われるようになってきた。
レース日 | 調教国 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 調教師 | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|
2023年3月25日 | アメリカアメリカ | シベリウス | セ5 | R.ムーア | J.オドワイヤー | 1:10:69 |
2022年3月26日 | UAEUAE | スイッツァランド | セ8 | T.オシェア | B.シーマー | 1:11:13 |
2021年3月27日 | アメリカアメリカ | ゼンデン | 牡5 | A.フレス | C.デイヴィッド | 1:09:01 |
2020年3月28日 | 中止 | |||||
2019年3月30日 | アメリカアメリカ | エックスワイジェット | セ7 | E.ハラミーヨ | J.ナヴァロ | 1:10:75 |
2018年3月31日 | アメリカアメリカ | マインドユアビスケッツ | 牡5 | J.ロザリオ | C.サマーズ | 1:10:12 |
2017年3月25日 | アメリカアメリカ | マインドユアビスケッツ | 牡4 | J.ロザリオ | C.サマーズ | 1:10:91 |
2016年3月26日 | UAEUAE | ムアラブ | セ7 | P.ハナガン | M.アル・ムハイリ | 1:10:59 |
2015年3月28日 | アメリカアメリカ | シークレットサークル | 牡6 | V.エスピノーザ | B.バファート | 1:10:64 |
2014年3月29日 | 香港香港 | スターリングシティ | セ6 | J.モレイラ | J.ムーア | 1:10:88 |
2013年3月20日 | UAEUAE | レイナルドザウィザード | セ7 | R.マレン | S.シーマー | 1:12:46 |
2012年3月31日 | バーレーンバーレーン | クリプトンファクター | セ4 | K.ファロン | F.ナス | 1:10:79 |
2011年3月36日 | シンガポールシンガポール | ロケットマン | セ6 | F.コーツィー | P.ショー | 1:11:28 |
2010年3月27日 | アメリカアメリカ | キンセールキング | セ5 | G.ゴメス | C.オキャラハン | 1:10:89 |
2009年3月28日 | UAEUAE | ビッグシティマン | 牡4 | J.ヴァレンズエラ | J.バートン | 1:08:93 |
2008年3月29日 | アメリカアメリカ | ベニーザブル | 牡5 | E.プラド | R.ダトローJr. | 1:08:70 |
2007年3月31日 | アメリカアメリカ | ケリーズランディング | セ6 | L.デットーリ | E.ケネアリー | 1:10:34 |
2006年3月25日 | アメリカアメリカ | プラウドタワートゥー | 牡4 | D.コーエン | S.ゴンザレス | 1:09:86 |
2005年3月26日 | アメリカアメリカ | サラトガカウンティ | 牡4 | J.カステリャーノ | G.ウィーヴァー | 1:11:21 |
2004年3月27日 | アメリカアメリカ | アワーニューリクルート | 牡5 | A.ソリス | J.サドラー | 1:10:30 |
2003年3月29日 | UAEUAE | ステートシティ | 牡4 | M.ヒルズ | P.ラドキン | 1:09:95 |
2002年3月23日 | アメリカアメリカ | コーラーワン | セ5 | G.スティーヴンス | J.チャップマン | 1:09:91 |
※G1昇格後の優勝馬について掲載
※2009年までナドアルシバ競馬場のダート直線1200mで開催
※2010年~2014年はオールウェザー1200mで施行
※馬齢は現地主催者発表(南半球齢で表記)のものを記載しております。
年 | 馬名 | 着順 | 性齢 | 騎手 | 調教師 |
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2023 | リメイク | 牡4 | 5 | 武豊 | 新谷功一 |
レッドルゼル | 牡7 | 6 | 川田将雅 | 安田隆行 | |
レモンポップ | 牡5 | 10 | 坂井瑠星 | 田中博康 | |
ジャスティン | 牡7 | 12 | B.ムルザバエフ | 矢作芳人 | |
2022 | レッドルゼル | 牡6 | 2 | 川田将雅 | 安田隆行 |
チェーンオブラブ | 牝5 | 4 | 坂井瑠星 | 小笠倫弘 | |
2021 | レッドルゼル | 牡5 | 2 | R.ムーア | 安田隆行 |
コパノキッキング | セ6 | 5 | W.ビュイック | 村山明 | |
ジャスティン | 牡5 | 11 | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | |
マテラスカイ | 牡7 | 12 | 戸崎圭太 | 森秀行 | |
2019 | マテラスカイ | 牡5 | 2 | 武豊 | 森秀行 |
2018 | マテラスカイ | 牡4 | 5 | 武豊 | 森秀行 |
2017 | ディオスコリダー | 牡3 | 11 | S.フォーリー | 高橋義忠 |
2013 | タイセイレジェンド | 牡6 | 12 | R.ムーア | 矢作芳人 |
2010 | ローレルゲレイロ | 牡6 | 4 | 藤田伸二 | 昆貢 |
2009 | バンブーエール | 牡6 | 4 | 武豊 | 安達昭夫 |
2007 | アグネスジェダイ | 牡5 | 10 | 武豊 | 森秀行 |
シーキングザベスト | 牡6 | 11 | 福永祐一 | 森秀行 | |
2006 | アグネスジェダイ | 牡4 | 6 | 吉原寛人 | 森秀行 |
2004 | マイネルセレクト | 牡6 | 5 | 武豊 | 中村均 |
2002 | ブロードアピール | 牝8 | 5 | O.ペリエ | 松田国英 |