沿革
香港マイル(G1)
2018年12月9日(日)16:50
香港 シャティン競馬場
芝右1600m 3歳以上
4歳以上牡・セン馬 57kg 4歳以上牝馬 55.25kg
3歳牡・セン馬 56.5kg 同南半球産 51.25kg
3歳牝馬 55kg 同南半球産 49.5kg
総賞金:2500万香港ドル(約3億5162万円)
1着賞金:1425万香港ドル(約2億42万2000円)
(為替レートは2018年7月時点の主催者発表)
賞金総額、1着賞金はともに日本の安田記念とマイルCSを1億円前後も上回る。2019年3月にオーストラリアで開催予定の「ジ・オールスターマイル」(賞金総額500万オーストラリアドル/約4億円)が新設されるまで、賞金規模は芝のマイル戦として世界最高峰を争っていた。
芝1400mの香港招待ボウルとして1991年に創設されたレースは、3年後に国際G3の格付けを受け、1995年にはG2へ昇格した。1999年になると距離を1600mへ延長するとともに香港マイルへと改称。2000年にG1昇格を果たしている。
日本調教馬の初勝利は2001年のエイシンプレストンで、2005年にはハットトリックが続いた。しかし、圧倒的優位に立っていた外国調教馬に対し、2006年から地元の香港調教馬が攻勢を強めて9連勝。2007年から2009年にかけてはグッドババが3連覇を達成したが、香港国際競走4レースの中で同一レースを3勝した例は唯一の偉業となっている。
香港調教馬の連勝は2015年に日本のモーリスが止めたが、2016年と2017年は地元勢が上位4着までを独占している。