ラトローブ
性齢 | 牡3 |
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父 | Camelot |
母 | Question Times |
母の父 | Shamardal |
調教師 | J.オブライエン |
香港ヴァーズは昨年までA.オブライエン調教師のハイランドリールが3年連続で連対(2勝)と主役を張り続けたが、今年は息子のJ.オブライエン調教師がラトローブとともに後を継ぐべく名乗りを挙げた。ラトローブは初勝利までに4戦を要したものの、それまでの3戦は全て2着。初白星を手にすると5戦目には愛ダービーに挑戦し、ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーら父が送り込んだ4頭を抑え、G1初挑戦で重賞初制覇を成し遂げた。
ひと息入れて臨んだ英インターナショナルS(7着)では、ヨーク競馬場の長い直線で中距離の一流馬たちの瞬発力に屈したが、距離が14ハロンの愛セントレジャーでは2着に巻き返した。その後はメルボルンCを目標にオーストラリアへ遠征するも、直前でG1マッキノンSに変更。ゲートで後手に回った影響もあって2着に惜敗したものの、勝ち馬が逃げ切る展開で後方からよく追い込み、従来の先行策から新味を出している。
3歳時(2015年)のハイランドリールは豪コックスプレート3着からの転戦で香港ヴァーズに優勝しており、同じように中距離の豪G1から臨むラトローブにも勝機はあるだろう。
ラトローブの競馬データ