香港ヴァーズ

Hong Kong Vase

2019/12/8(日) 14:45発走※出走日時は日本時間

シャティン競馬場

沿革

香港ヴァーズ(G1)
2019年12月8日(日)13:45(日本時間 14:45)
香港 シャティン競馬場
芝右2400m 3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55.25kg 3歳=牡・セン馬 55kg(同南半球産 50.25kg)、牝馬53kg(同南半球産 48.5kg)

賞金総額:2000万香港ドル(約2億8000万円)
1着賞金:1140万香港ドル(約1億5960万円)
※1香港ドル=14円で換算

1994年の創設当初は香港国際ヴァーズの名称で格付けはリステッドだった。1996年に国際G2へ昇格すると、1999年に香港ヴァーズへと改称。創設から6年後の2000年にはG1の格付けを受けた。

歴史的に欧州調教馬が強い傾向にあり、これまで3頭を数える2勝馬は英国のルソー(1996、1997年)とフランスのドクターディーノ(2007、2008年)、アイルランドのハイランドリール(2015年、2017年)と、いずれも欧州からの遠征馬だった。

その一方、香港では長距離カテゴリーのレース数が少ないこともあって地元勢が苦戦傾向にあり、初優勝のインディジェナス(1998年)から2頭目のドミナント(2013年)まで15年の空白が生じた。2018年にはエグザルタントが香港調教馬として3頭目の優勝を果たしている。これら3頭は欧州からの移籍馬だが、近年はオーストラリア各地区のダービー上位馬を移籍させる動きが活発化。2018年はスプリント、マイル、カップ、ヴァーズの優勝を史上初めて地元勢が独占するなど、今後は傾向が変わる可能性もある。

日本調教馬は2001年のステイゴールドと2016年のサトノクラウンによる2勝で、2017年トーセンバジル(3着)、2018年リスグラシュー(2着)と最近3年連続で3着以内に善戦している。なお、サトノクラウンの走破時計(2分26秒22)はG1昇格後の最速タイムとなっている。