エグザルタント
性齢 | セ5 |
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父 | Teofilo |
母 | Contrary |
母の父 | Mark of Esteem |
調教師 | A.クルーズ |
スプリントやマイル路線の充実した戦力は世界でもトップクラスの香港競馬界だが、近年は中長距離路線も厚みを増している。その象徴的な存在がエグザルタントだ。昨年の香港ヴァーズでは先行策からリスグラシューの猛追に耐え、差し返す勝負根性で地元に史上3度目の勝利をもたらした。自身もG1初制覇で弾みをつけ、この1年で目を見張る成長を遂げている。
香港ヴァーズ後は1800mに距離を短縮してG3センテナリーヴァーズを快勝すると、さらに香港ゴールドカップでも2000mの常連たちに完勝して2度目のG1制覇。これで中長距離の暫定王者に就いたエグザルタントは、次戦でクイーンエリザベス2世カップへ矛先を向ける。結果はウインブライトに3/4馬身差で2着に敗れたものの地元馬では再先着。リスグラシューには再び1/4馬身先着した。続くチャンピオンズ&チャターカップで難なく巻き返し、名実ともに香港の中長距離王に上り詰めている。
今季はトップハンデの初戦こそ先行勢を捕らえ切れず3着に敗れたが、2戦目のジョッキークラブカップでは4番手追走から早めに動く自分の形に持ち込み、香港カップの有力馬フローレらを寄せつけずに貫禄勝ち。この2戦とも昨年以上の結果を残し、盤石の態勢で連覇に王手をかけている。