性齢 | セ5 |
---|---|
父 | Sweynesse |
母 | Madonna Mia |
母の父 | Red Clubs |
調教師 | K.マン |
昨年の香港スプリントでは地元で単勝1.9倍、日本発売分でも2.7倍の1番人気に推されたものの、直線で馬群に包まれる不利が大きく6着と涙を飲んだ。しかし、年が明けて次戦のG3をトップハンデで巻き返すと無敵モードに突入し、続くセンテナリースプリントCでは香港スプリントの勝者ウェリントンに雪辱して待望のG1初制覇。さらに1400mのクイーンズシルバージュビリーCでは香港マイルの覇者カリフォルニアスパングルとの一騎打ちも制して足場を固めた。シーズン総決算のチェアマンズスプリントプライズは2着に3馬身余りの差をつける圧勝。6月には駄目押しのようにG3で6連勝とし、年度表彰では最優秀スプリンターに選出されて名実ともに最強の座に就いた。
9月から早くも始動した今季は初戦で2馬身1/2差、2戦目のG2プレミアボウルでも短アタマ差の2着と取りこぼしたが、初戦は勝ち馬より9kg、2戦目も同じく6kg重い61kgものハンデを負担した結果。3戦目の前走はジョッキークラブスプリントを連覇し、別定戦で王者の地力を示した。当時は重賞未勝利の2着馬にクビ差しかなく、Z.パートン騎手も香港スプリントへさらなる良化を求めている状態だが、シーズン最初のG1に向けて王者が使われながら体調を上げていくのは香港の定番。叩き4戦目のローテーション、着順とも昨年とほぼ同じだけに本領発揮は間違いないだろう。