性齢 | 牝3 |
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父 | Galileo |
母 | Sea Siren |
母の父 | Fastnet Rock |
調教師 | A.オブライエン |
前走のBCフィリー&メアターフではマイル女王インスパイラルの瞬発力に屈し、惜しくもクビ差で涙を飲んだウォームハート。しかし、香港ヴァーズを前年に制している日本のウインマリリンには1馬身余り先着した。その事実だけで、今回は優勝争いに絡む有資格馬であることが明らかだ。小回りの2000mからコーナーに余裕のある2400mへと舞台設定も大きく好転する。
今年は4月2日に始動して5月20日までに3戦、さらに6月22日にロイヤルアスコット開催のリブルスデールSで重賞初制覇を飾り、7月22日の愛オークス(5着)、8月24日のヨークシャーオークスでG1初制覇と1か月間隔で使い込まれてきた。さらに2週半後にもヴェルメイユ賞でG1連勝とレースを重ね、BCフィリー&メアターフは約2か月とひと息入れての実戦だった。それから中4週のレース間隔は夏場になじみがあり、2度目の海外遠征で良化の余地もある。
また、アイルランド調教馬は2015年以降に香港ヴァーズを3勝し、日本調教馬の4勝に次ぐ好成績を残してきたが、いずれもA.オブライエン調教師の管理馬が挙げている。昨年のウインマリリンが証明したように、香港国際競走の中では牝馬が最も活躍しているレースでもあり、ウォームハートが優勝争いにからんでくる可能性は高そうだ。