上村洋行 調教師（ベラジオオペラ）

「スタートは少し出負け気味でしたが、二の脚ですぐに良い位置を取れたのでそこからは自分のいつものスタイルだったなというところでした。相手はロマンチックウォリアー1頭だと思っていたので、その後ろにいれば道は開くのかなと思っていたので、最後もよく頑張って食らいついてはいるのですが、相手がなかなか手強かったです。初めての海外遠征でしたが、環境の変化にも上手に対応してくれたと思います。もう本当にここは勝つつもりで挑戦してきていたので、正直本当に悔しいですけれど、勝ったロマンチックウォリアーがやっぱり強かったですね。」

横山和生 騎手（ベラジオオペラ）

「しっかりと仕上げて頂いて、状態は申し分なかったと思います。スタートも上手に出ていますし、色々とレースプランは考えていましたが、結果的に良い形に収まりました。結果は惜しかったですが、ベラジオオペラは頑張ってくれたかなと思います。ロマンチックウォリアーには思っていたより追いつけそうで追いつけませんでしたが、あそこまでしっかり迫ってくれたのは本当に感謝しています。新しい環境でもしっかりと力を出し切ってくれるあたり、本当に素晴らしいと思いますし、こうやって一緒にレースに乗れたのはとても幸運なことだと思います。本当に相手は素晴らしい馬でしたが、やっぱり勝ちたかったのが正直な気持ちです。ただ、ベラジオオペラも素晴らしい走りを見せてくれたので、これからも彼を応援してくれると嬉しいです。」

C.ルメール 騎手（ローシャムパーク）

「すごく良い状態でした。スタートから優しく乗りたかったので、7頭立ての1番後ろで冷静に走れるので、向こう正面ではちょうど良い感じでした。残念ながらこのレースもペースが少し遅かったので、ローシャムパークには、こういうペースはあまり合わないです。残念ながら3コーナーで少しぶつけられて、大外になって直ぐにハミを取ったので、早めに大外から進んでいきましたけれど、ゴールまで頑張ってくれました。3着、4着だったら嬉しかったですが、特に2000メートルでは、もっと良いペースが欲しかったです。でも、良く頑張ってくれました。ローシャムパークは海外が好きで、返し馬の時はすごく良い感じでしたし、自信が上がってきましたが、香港の競馬は難しいです。良く頑張ってくれましたが、完璧なレースは出来ずに5着でしたけれど、もう少し良い結果が欲しかったです。（C.ルメール騎手が騎乗した3頭について）残念ながら優勝できませんでしたが、ファンの皆さんの応援はとてもありがたいです。また海外で、日本馬で頑張りましょう。本当にありがとうございました。」