ジョッキークラブゴールドカップ(G1)
2026年9月19日 (土) 05:15[現地時間 2026年9月18日 (金) 16:15]
アメリカ ベルモントパーク競馬場
ダート左2000m 3歳以上
負担重量:4歳以上=57kg 3歳=55.5kg
賞金総額:100万米ドル(約1億6000万円)
1着賞金:55万米ドル(約8800万円)
※1米ドル=160円で換算
ジョッキークラブゴールドカップは1919年(大正8年)に創設された。歴史的には第一次世界大戦が終結した翌年に当たり、凱旋門賞より1年早い。当初は「ジョッキークラブステークス」の名称でベルモントパーク競馬場のダート12ハロン(約2400m)を舞台とし、翌年には歴史的名馬マンノウォーとダマスクによるマッチレースとして開催。マンノウォーが12ハロンのアメリカレコードを叩き出して15馬身差の圧勝を収めた。
現在の名称に替わったのは1921年で、この年から1975年までは16ハロン(約3200m)へと距離を延長。1976年に再び12ハロンへと短縮され、1990年から10ハロン(約2000m)に定着した。
創設当初からニューヨーク秋開催におけるメーンレースに位置づけられ、基本的にベルモントパーク競馬場が中心的な役割を担ってきたが、アケダクト競馬場(2026年6月に競馬開催は終了)の新装に合わせて1958年から1974年までは開催が移っていた。その間、ベルモントパーク競馬場が改装に入る1962年と新装なった1968年は開催が戻り、1975年から再びベルモントパーク競馬場に復帰。2021年から2025年までは番組再編や改装工事の理由でサラトガ競馬場が代替地となり、2026年9月18日の再オープン初日をジョッキークラブGCが飾る。
創設から半世紀余りにわたり、ジョッキークラブGCは三冠戦やトラヴァーズステークスなどで主役を演じた3歳馬が古馬に挑戦する、世代間の重要な対決の場となってきた。三冠馬ではギャラントフォックスやウォーアドミラル、ワーラウェイ、サイテーション、そしてアファームドの5頭が3歳時ないし古馬で勝ち馬に名を連ねており、エクセラーが前年に無敗で三冠達成のシアトルスルーをハナ差で破った1978年の一戦は、レース史上最高の戦いと語り継がれている。
また、アケダクト開催の1960年から1964年にかけてはケルソが5連覇を達成(1962年はベルモントパーク開催)。ケルソ以外にこのレースを連覇した馬はマッドハッター、ダークシークレット、ナシュア、シュヴィー、スルーオゴールド、クレームフレーシュ、スキップアウェイ、カーリン、フラットアウト、トーナリストと10頭いる。しかし、3勝以上したのはケルソだけという空前絶後の記録であり、その連覇の中で手綱を握った伝説の名手エディ・アーキャロも通算10勝で最多勝利記録を残している。
1984年にブリーダーズカップ・ワールド・チャンピオンシップが立ち上げになると、ジョッキークラブGCの位置づけはBCクラシックの前哨戦へと変わり、2007年のBCチャレンジシリーズ導入初年度から、優先出走権が与えられる24レースの1つとして組み入れられた。ただし、同年に両レースを制した馬はシガー(1995年)、スキップアウェイ(1997年)、カーリン(2007年)の3頭しかいない。なお、1997年にスキップアウェイがマークした1分58秒89は、10ハロンにおけるジョッキークラブGCのレースレコードとなっている。
| レース日 | 調教国 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 調教師 | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年8月31日 | アメリカアメリカ | アンティクエリアン | 牡4 | J.ヴェラスケス | T.プレッチャー | 2:02:16 |
| 2024年9月1日 | アメリカアメリカ | ハイランドフォールズ | 牡4 | F.プラ | B.コックス | 2:03:25 |
| 2023年9月2日 | アメリカアメリカ | ブライトフューチャー | 牡4 | J.カステリャーノ | T.プレッチャー | 2:03:00 |
| 2022年9月3日 | アメリカアメリカ | オリンピアード | 牡4 | J.アルバラード | W.モット | 2:02:11 |
| 2021年9月4日 | アメリカアメリカ | マックスプレイヤー | 牡4 | R.サンタナJr. | S.アスムッセン | 2:02:49 |
| 2020年10月10日 | アメリカアメリカ | ハッピーセーバー | 牡3 | I.オルティスJr. | T.プレッチャー | 2:02:09 |
| 2019年9月28日 | アメリカアメリカ | コードオブオナー | 牡3 | J.ヴェラスケス | C.マゴーヒーIII | 2:00:30 |
| 2018年9月29日 | アメリカアメリカ | ディスクリートラヴァー | 牡5 | M.フランコ | U.セントルイス | 1:59:99 |
| 2017年10月7日 | アメリカアメリカ | ディヴァーシファイ | セ4 | I.オルティスJr. | R.ヴァイオレットJr. | 2:00:96 |
| 2016年10月8日 | アメリカアメリカ | ホッパーチュニティ | 牡5 | J.ヴェラスケス | B.バファート | 2:00:68 |
| 2015年10月3日 | アメリカアメリカ | トーナリスト | 牡4 | J.ヴェラスケス | C.クレメント | 2:02:16 |
| 2014年9月27日 | アメリカアメリカ | トーナリスト | 牡3 | J.ロザリオ | C.クレメント | 2:02:12 |
| 2013年9月28日 | アメリカアメリカ | ロンザグリーク | 牡6 | J.レスカーノ | W.モット | 1:59:70 |
| 2012年9月29日 | アメリカアメリカ | フラットアウト | 牡6 | J.ロザリオ | W.モット | 2:01:44 |
| 2011年10月1日 | アメリカアメリカ | フラットアウト | 牡5 | A.ソリス | C.ディッキー | 2:03:17 |
| 2010年10月2日 | アメリカアメリカ | ヘインズフィールド | 牡4 | R.ドミンゲス | S.アスムッセン | 2:02:48 |
| 2009年10月3日 | アメリカアメリカ | サマーバード | 牡3 | K.デザーモ | T.アイス | 2:02:51 |
| 2008年9月27日 | アメリカアメリカ | カーリン | 牡4 | R.アルバラード | S.アスムッセン | 2:01:93 |
| 2007年9月30日 | アメリカアメリカ | カーリン | 牡3 | R.アルバラード | S.アスムッセン | 2:01:20 |
| 2006年10月7日 | アメリカアメリカ | バーナーディニ | 牡3 | J.カステリャーノ | T.アルバートラニ | 2:01:02 |
| 2005年10月1日 | アメリカアメリカ | ボレゴ | 牡4 | G.ゴメス | C.グリーリー | 2:02:86 |
| 2004年10月2日 | アメリカアメリカ | ファニーサイド | セ4 | J.サントス | B.タグ | 2:02:44 |
| 2003年9月27日 | アメリカアメリカ | マインシャフト | 牡4 | R.アルバラード | N.ハワード | 2:00:25 |
| 2002年9月28日 | アメリカアメリカ | イヴニングアタイア | セ4 | S.ブリッジモハン | P.ケリー | 1:59:58 |
| 2001年10月6日 | アメリカアメリカ | アプティチュード | 牡4 | J.ベイリー | R.フランケル | 2:01:49 |
| 2000年10月14日 | アメリカアメリカ | アルバートザグレート | 牡3 | J.チャベス | N.ジトー | 1:59:24 |
※2000年以降を記載