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​エネイブルはセプテンバーSから凱旋門賞へ、ライバルたちとの直接対決はお預け

2020年08月11日 10:53

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 史上初の仏G1凱旋門賞3勝目を狙うエネイブルが、今月のイボアフェスティバルへの参戦を見送って現地9月5日の英G3セプテンバーステークスから本番へ向かうことが分かった。

 エネイブルの次走は牝馬限定のG1ヨークシャーオークス(芝12ハロン)か、牡馬混合のG1英インターナショナルステークス(芝10ハロン56ヤード)が有力視されていた。前者ならば今年の英オークスを圧勝したラブと、後者ならば今年のエクリプスステークスでエネイブルを負かしたガイヤースとの直接対決が見込まれていた。

 ライバルたちと前哨戦で戦うかわりに選んだセプテンバーSは、エネイブルが故障でシーズン前半を棒に振った2018年の再起戦として走ったレース。当時はここを勝って凱旋門賞2連覇を達成している。