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イボアフェスティバル回避のエネイブル、「前哨戦はG3のほうが楽なはず」

2020年08月11日 11:17

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 史上初の仏G1凱旋門賞3勝目を狙うエネイブルが、今月にヨーク競馬場で開催されるイボアフェスティバルへの参戦を見送って現地9月5日の英G3セプテンバーステークスから本番へ向かうことについて、陣営のレーシングマネージャーを務めるT.グリムソープ氏がコメントしている。

 グリムソープ氏は、ヨーク開催が魅力的だと認めつつも「私たちにとって凱旋門賞こそが最大目標なのは明確」と断言。次走候補とみられていたヨークシャーオークスにはラブ、英インターナショナルステークスならガイヤースとの対戦が見込まれていることもあり、「セオリー通りならG3の方が楽なはず」とエネイブルへの負担を考慮したことを明かした。

 さらに同氏は「(凱旋門賞から)4週間前という日程もいい」と語り、セプテンバーSから凱旋門賞制覇という2年前の再現をイメージしていることを示唆していた。