19年オークスを制し、21年には米国BCフィリー＆メアターフなど海外G1に3勝したラヴズオンリーユー（牝7、父ディープインパクト）が27日、初子となるエピファネイアの牡馬を出産した。DMMバヌーシーが公式ツイッターで発表した。

　ラヴズオンリーユーが21年に制した海外G1は、他に香港のクイーンエリザベス2世カップと、香港カップ。21年度のJRA賞最優秀4歳以上牝馬と、エクリプス賞最優秀芝牝馬も受賞している。全兄にはドバイターフ覇者リアルスティールがいる良血馬だ。

　DMMドリームクラブ代表代行の椎名竜大氏は「クラブのみならず日本競馬の宝とも言える血統ですので、無事に産まれたと聞いて安堵（あんど）しております。丁重に管理していただいた牧場の皆さまに心より感謝を申し上げます。名牝の初仔への期待は高まるばかりですが、まずは健康に育ってくれることを願っております。順調であれば今年の夏にDMMバヌーシーで募集して、母と同じ矢作芳人厩舎からデビューする予定です。ラヴズオンリーユーには、今年はレイデオロを種付けする予定です」とコメントした。

出典：日刊スポーツ