シャフリヤール
牡6 16戦4勝[4-2-3-7]
昨年のBCターフでは同じディープインパクト産駒のオーギュストロダンに1馬身1/4差の3着。最終コーナーの捌きひとつで勝利もあったかという惜敗だった。ドバイシーマクラシックから札幌記念という臨戦は昨年と同様だが、それぞれ着順を改善しており雪辱の期待は大きい。
ローシャムパーク
牡5 14戦6勝[6-3-1-4]
函館記念、オールカマーと連勝して迎えた昨年の今ごろは日の出の勢いだったものの、その後はG1戦線で不安定な結果が続いている。ゲートが遅く、後方からの追走となる課題があるが、それでも今春の大阪杯ではクビ差の2着と勝利に肉薄。G1の壁を突破可能な実力は証明している。
レベルスロマンス
セ6 21戦14勝[14-0-1-6]
2年前のキーンランド開催以来となるBCターフ2勝目を狙う。その後はアクシデントが続いたが、昨年暮れから先行力を生かす形にシフトして復調。今年はドバイシーマクラシックでシャフリヤールを完封するなどG1を3勝し、オイロパ賞勝ちからの臨戦も2年前と同じで死角は見当たらない。
ジェイアービー
牡3 7戦4勝[4-1-1-1]
3歳馬ならではの上昇度で魅力にあふれている。前走のドラール賞ではアンマートやカリフに大きな差をつけて逃げ切り。2走前は2着に敗れたものの、エコノミクスの2着とG1ホースたちと好勝負してきた。馬場不問の先行力があり、小回りのデルマー競馬場も向きそうだ。
エミリーアップジョン
牝5 15戦5勝[5-3-2-5]
昨年のレーティングはリバティアイランドと並び牝馬の世界首位。今年は6戦未勝利と足踏みしているものの、牝馬限定戦に専念した4戦前からは上位争いを繰り返している。前走のヴェルメイユ賞(3着)で小差の上位2頭が凱旋門賞でもワンツーを決め、この馬にも再評価の流れが来ている。
ファーブリッジ
牡4 13戦6勝[6-3-2-2]
欧州勢が幅を利かせるBCターフにあって、近年の米国勢は5年周期で優勝している。今年はその順番に当たる。これまでのファーブリッジは10ハロン以下で足踏みしていたが、今年8月のソードダンサーSから12ハロンに距離延長を図ってG1連勝と新境地を開いた。脚質も逃げ差し自在で侮れない。
ルクセンブルク
牡5 18戦7勝[7-3-1-7]
汚名返上なるか。5月コロネーションCで復活のG1勝利を飾ったが、キングジョージ、アイリッシュチャンピオンS共に6着に敗れている。
ウイングスパン
牝3 6戦2勝[2-2-1-1]
オブライエン陣営の1頭で、3歳牝馬。前走、英チャンピオンズフィリーズ&メアズSは2着だった。
ゴールドフェニックス
セ6 22戦8勝[8-3-3-8]
昨年のBCターフ4着馬。BCターフは3年連続の参戦となる。今年はG2、G3ばかりを使われ、ここ1本に目標を定めてきた印象だ。3度目の正直で戴冠なるか。
グランドソナタ
牡5 23戦5勝[5-6-2-10]
T.プレッチャー厩舎のメダグリアドーロ産駒の5歳馬。3歳の2月にG3キトゥンズジョイステークスを勝ったが、その後は重賞で善戦止まり続いたが、9月のG2ケンタッキーターフCを勝って約2年半ぶりの重賞制覇している。
カボスピリット
セ5 27戦5勝[5-3-6-13]
前走ジョンヘンリーターフチャンピオンシップS(G2)を逃げ切って2年ぶりに重賞勝利。
エルエンシナル
牡4 11戦3勝[3-1-1-6]
アルゼンチンのカルロスペレグリーニ国際大賞(G1)(芝2400m)を制覇している。
ゼアゴーズハーバード
牡6 19戦4勝[4-6-2-7]
前走ジョンヘンリーターフチャンピオンシップS(G2)は先行して2着だった。2022年にハリウッドゴールドカップ(G1)を勝利している。