ドバイシーマクラシック（G1）
2023年3月26日 (日) 01:00［現地時間 2023年3月25日 (土) 20:00］
UAE メイダン競馬場
芝左2410m
負担重量：北半球産5歳以上＝牡・セン馬 57kg　北半球産4歳＝牡・セン馬 56.5kg　南半球産4歳以上＝牡・セン馬 57kg　南半球産3歳＝牡・セン馬 53kg（各牝馬2kg減）

賞金総額：600万米ドル（約8億1000万円）
1着賞金：348万米ドル（約4億6980万円）
※1米ドル＝135円で換算

ドル建ての賞金は2022年と同額。しかし、円換算では約7億800万円だった賞金総額、約4億1000万円だった1着賞金が、円安効果により約8億1000万円（賞金総額）、約4億6980万円（1着賞金）まで上昇。2着以下の賞金額は、同日に日本で行われる高松宮記念の1着以下とそれぞれ近い規模にある。

レースは1998年に創設。当初は「ドバイターフクラシック」の名称で、ナドアルシバ競馬場の芝2400mが舞台だった。翌年のリステッド格付けから1年ごとに昇格していき、2000年にはG3の「ドバイシーマクラシック」に改称した。G2の2001年には、当時の世界王者で前年の覇者でもあるファンタスティックライトを破り、ステイゴールドが日本調教馬として初優勝。これは日本馬によるドバイ初勝利でもあった。

G1に昇格した2002年以降では、2006年にハーツクライが4馬身差の逃げ切りで圧勝。2010年のブエナビスタと2013年のジェンティルドンナは2着に惜敗したが、ジェンティルドンナは翌年の再挑戦で雪辱し、日本に通算3勝目をもたらした。その後は2021年まで2着3頭、3着4頭と勝ちあぐねたものの、2022年にシャフリヤールが久々の勝利を挙げている。

また、2008年にはオーストラリア生まれの南アフリカ調教馬で、フジキセキ産駒のサンクラシークも優勝した。