ビューティージェネレーション
性齢 | セ6 |
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父 | Road To Rock |
母 | Stylish Bel |
母の父 | Bel Esprit |
調教師 | J.ムーア |
果たしてビューティージェネレーションを止められる馬は現れるのか? そう疑念を抱かせるほど目下の状態は充実している。昨季は香港マイルでG1初挑戦、初制覇を飾ると、その後に2月のG1クイーンズシルバージュビリーC、4月のG1香港チャンピオンズマイルも制して年度代表馬のタイトルを獲得。現役最強馬として真価を問われる今季も、看板に偽りなしの圧倒的な走りを見せつけている。
まず、60kgのトップハンデを負担した初戦を完勝すると、2戦目のG2シャティントロフィーではパキスタンスターやタイムワープ、ワーザーといった中距離の強豪を相手に勝利。マイル戦で得意な土俵ではあったものの、ハンデは他馬より2kg余り重かった。そして、前走のG2ジョッキークラブマイルでは、好スタートから先行争いが激しいと見て後方に下がる一方、3コーナーを前に2番手まで急上昇。直線では馬場の中央から外を駆け抜けて3馬身差の完勝を収めている。
自由自在な走りでマークした走破時計1分32秒64は、香港マイル3連覇の名馬グッドババの1分32秒71(2008年)を10年ぶりに更新するトラックレコード。その強さは2着に敗れたサザンレジェンドのC.ファウンズ調教師をして「ウィンクスのよう」と豪州の女傑に例えるほどで、ハイレベルな香港のマイル路線にあっても異次元の域に達している。
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