香港カップ
2021/12/12(日) 17:35発走 シャティン競馬場
香港カップ(G1)
2021年12月12日 (日) 17:35[現地時間 2021年12月12日 (日) 16:35]
香港 シャティン競馬場
芝右2000m 3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55.25kg 3歳=牡・セン馬 55.75kg、牝馬54kg (南半球産3歳は各5kg減)
賞金総額:3000万香港ドル(約4億5000万円)
1着賞金:1710万香港ドル(約2億5650万円)
※1香港ドル=15円で換算
賞金総額は前年比200万香港ドル、1着賞金も同114万香港ドル増額され、総額3000万香港ドル(約4億5000万円)、1着賞金:1710万香港ドル(約2億5650万円)に。天皇賞(秋)との比較では総額、1着賞金ともそれぞれ1億円を上回り、2000m(10ハロン)のレースとして世界最高額と発表されている。
香港カップの歴史は1988年1月24日に開催された香港招待カップ(芝1800m)に遡る。当時はシンガポールやマレーシアを対象とした招待レースだったが、招待国を段階的に増やしていく中で、1993年の国際G3格付けを機に対象国の制限を撤廃。レース名も香港国際カップに改称し、1994年の国際G2昇格を経て1999年には香港初の国際G1に格付けされた。それと同時に香港カップに名称を改め、距離も2000mに延長して現在に至る。
日本調教馬は1995年にフジヤマケンザンが初優勝し、1998年にはミッドナイトベットも続いてG2時代に2勝。G1昇格後は2001年にアグネスデジタルが優勝して着々と成果を挙げていた。それ以降は10年余り勝利から遠ざかることになったが、2015年にエーシンヒカリが逃げ切ると翌年もモーリスが圧勝。2019年にはウインブライト、2020年もノームコアが日本調教の牝馬として初の香港における勝利を記録した。
G1昇格後の22回では地元の香港調教馬が最多の8勝を挙げており、カリフォルニアメモリー(2011年、2012年)は唯一の連覇。日本調教馬は地元勢に次ぐ5勝をマークしている。