香港マイル
2022/12/11(日) 17:00発走 シャティン競馬場
香港のマイル王者を決めるレース、香港マイル。 最も勝利数が多いのが11番ゲートと13番ゲートの2回なっている。2015年にモーリスが制した時も11番ゲートだった。連対率・3着内率に目を向けると、9番ゲート、10番ゲート、12番ゲートが成績が良く、やや外枠の馬が好成績を挙げている。 過去10年はいずれも牡馬・セン馬が勝利。有力馬の一頭、ゴールデンシックスティもセン馬だ。牝馬はヴィブロスによる2着が1回あるのみで苦戦が予想されるが、今回は牝馬のエントリーはない。 単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高く、次いで10倍~29.9倍の馬となっている。過去10年では2019年に制したアドマイヤマーズの13.4倍が最も高いオッズ。単勝オッズ30倍以上の馬は、馬券圏内に入っているものの1着はなく、人気馬が順当に勝つ傾向にあると言えるだろう。 最も勝利を挙げているのが地元香港の8勝。次いで日本が2勝となっている。人気が予想されるカリフォルニアスパングルも香港の馬。それ以外の国からの勝利はなく、今年も香港馬と日本馬の対決と見てよいだろう。
地元香港馬が強さを見せているが、日本調教馬も過去に4頭が優勝しており存在感を示している。
過去10年のデータより、香港マイルの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。
表2:ゲート番別成績表
ゲート番
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
1
0
1
1
8
0%
10%
20%
2
1
0
1
8
10%
10%
20%
3
0
1
0
9
0%
10%
10%
4
1
0
0
9
10%
10%
10%
5
0
2
1
7
0%
20%
30%
6
0
2
0
8
0%
20%
20%
7
1
2
0
7
10%
30%
30%
8
0
0
0
10
0%
0%
0%
9
1
0
3
6
10%
10%
40%
10
1
2
3
4
10%
30%
60%
11
2
0
1
4
28.6%
28.6%
42.9%
12
1
0
0
5
16.7%
16.7%
16.7%
13
2
0
0
3
40%
40%
40%
14
0
0
0
5
0%
0%
0%
表3:年齢別成績表
年齢
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
3歳
1
0
0
6
14.3%
14.3%
14.3%
4歳
1
4
3
17
4%
20%
32%
5歳
4
5
2
38
8.2%
18.4%
22.4%
6歳
4
0
4
23
12.9%
12.9%
25.8%
7歳以上
0
1
1
9
0%
9.1%
18.2%
5歳と6歳が4勝ずつ挙げており、次いで3歳と4歳が1勝ずつ。7歳以上の馬は勝利はないものの、2着と3着に1回ずつ入っている。表4:性別成績表
性別
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
牡馬・セン馬
10
9
10
84
8.8%
16.8%
25.7%
牝馬
0
1
0
9
0%
10%
10%
表5:単勝オッズ別成績表
勝率
連対率
3着内率
10倍未満
21.1%
31.6%
44.7%
10倍~29.9倍
8.7%
21.7%
26.1%
30~49.9倍
0%
8.3%
8.3%
50~99.9倍
0%
4.2%
20.8%
100倍以上
0%
3.8%
3.8%
※2016年以降はJRA発売オッズ。それ以前は現地オッズ。表6:前走レース別成績表
香港マイルにおける成績
前走レース
1着
2着
3着
ジョッキークラブマイル(G2)
7
8
6
マイルチャンピオンシップ(G1)
1
0
3
安田記念(G1)
1
0
0
富士ステークス(G3)
1
0
0
香港マイル(G1)
0
1
1
天皇賞(秋)(G1)
0
1
0
過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同条件の地元香港のジョッキークラブマイルを使った馬が最も多く7回優勝。今年はゴールデンシックスティがこのレースを制して参戦予定となっている。ほかは日本のレースをステップにしている。表7:調教国別成績表
調教国
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
香港
8
9
7
44
11.8%
25%
35.3%
日本
2
1
3
19
8%
12%
24%
イギリス
0
0
0
10
0%
0%
0%
アイルランド
0
0
0
8
0%
0%
0%
フランス
0
0
0
7
0%
0%
0%
アメリカ
0
0
0
2
0%
0%
0%
オーストラリア
0
0
0
2
0%
0%
0%
ドイツ
0
0
0
1
0%
0%
0%
注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。