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ルーラーオブザワールド

ルーラーオブザワールド

プロフィール

一般的に3歳クラシックシーズンで勝利を狙うためには、2歳のうちに実戦を経験して肉体的、精神的鍛練を積んでおきたいもの。しかし、そうした常識に反してデビューから2か月足らず、わずか55日で競走馬の夢を実現したのがルーラーオブザワールドだ。

ルーラーオブザワールドが初陣を飾ったのは、明け3歳の4月上旬だった。2戦目も同世代のホープたちが英2000ギニーを戦い終えた5日後のチェスターヴァーズ。英ダービーを約1か月後に控えるトライアルで圧倒的な人気を集めると、これに6馬身差で応えて桧舞台への切符を手にした。

迎えた英ダービーでは、2000ギニーを5馬身差で圧勝したドーンアプローチが立ちはだかり、ルーラーオブザワールドは大本命を前にして挑戦者の1頭に過ぎなかった。しかし、自身を含むA.オブライエン厩舎の僚友5頭で包囲網を敷き、見事に流れを引き寄せる。僚馬フライングザフラッグが仕掛けてハナに立ち、すかさずフェスティブチアーが追随。2頭で前を押さえると、最後にバトルオブマレンゴが先導役を担ってスローペースに落とした。これに対し、馬群の外に張り出されたドーンアプローチは折り合いを欠き、勝負所のタッテナムコーナーを待たず先頭に向かってしまう。これで勝負あった。

早めに先頭に立ったドーンアプローチとは対照的に、じっくりと脚を溜めていたルーラーオブザワールドは、直線に入ると一気にスパート。スタミナ切れしたドーンアプローチを凄まじい瞬発力で抜き去り、粘るバトルオブマレンゴもねじ伏せるようにしてゴールを駆け抜けた。3歳デビューでは1993年のコマンダーインチーフ以来、20年ぶりのダービー制覇を成し遂げた。

デビューから2か月足らず、無傷の3連勝で頂点を極めたルーラーオブザワールドだったが、その後は勝ち切れないレースを続く。凱旋門賞を目指した秋は前哨戦のニエル賞で日本から遠征したキズナとの日英ダービー馬対決に惜敗。仏ダービー馬アンテロも加わった本番でも7着に終わるなど不振に陥り、4歳での引退まで英ダービーで見せたあの衝撃的な末脚を披露することはなかった。

基本情報

性別 Galileo
生年 2010 Love Me True
毛色 栗毛 母父 Kingmambo
調教師 A.オブライエン 生産者(国) Southern Bloodstock
馬主 クールモア
生年 2010
性別
毛色 栗毛
Galileo
Love Me True
母父 Kingmambo
調教師 A.オブライエン
生産者(国) Southern Bloodstock
馬主 クールモア

距離別

距離 1着 2着 3着 4着以下 出走回数 勝率 連対率 3着内率
~1400m 0 0 0 0 0 0% 0% 0%
1401m~1800m 0 0 0 0 0 0% 0% 0%
1801m~2100m 1 0 1 2 4 25% 25% 50%
2101m~ 3 1 0 3 7 43% 57% 57%

馬場状態別

馬場状態 1着 2着 3着 4着以下 出走回数 勝率 連対率 3着内率
良馬場 3 0 0 3 6 50% 50% 50%
稍重馬場 1 0 0 0 1 100% 100% 100%
重馬場 0 1 1 1 3 0% 33% 67%
不良馬場 0 0 0 1 1 0% 0% 0%

競走成績

開催日 場所 レース名 着順 騎手 トラック 距離 馬場
状態
2014/10/18 アスコット 英チャンピオンステークス(G1) 9 J.オブライエン 2000 不良
2014/10/05 ロンシャン 凱旋門賞(G1) 9 L.デットーリ 2400
2014/09/14 ロンシャン フォワ賞(G2) 1 L.デットーリ 2400
2014/03/29 メイダン ドバイワールドカップ(G1) 13 J.オブライエン AW 2000
2013/10/19 アスコット 英チャンピオンステークス(G1) 3 R.ムーア 2000
2013/10/06 ロンシャン 凱旋門賞(G1) 7 R.ムーア 2400
2013/09/15 ロンシャン ニエル賞(G2) 2 R.ムーア 2400
2013/06/29 カラ 愛ダービー(G1) 5 J.オブライエン 2400
2013/06/01 エプソム 英ダービー(G1) 1 R.ムーア 2410
2013/05/09 チェスター チェスターヴァーズ(G3) 1 R.ムーア 2500
2013/04/07 カラ 未勝利戦 1 J.オブライエン 2000 稍重
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