デルマー競馬場は、外側にダートコース(メイントラック)、内側に芝コースが配置されている。
芝コースは1周7ハロン(約1400m)で、スタンド側の直線半ばからコース内側に向かって8.5ハロン(約1700m)と9ハロン(約1800m)用の引込線が設けられている。最終コーナーから決勝線までの長さは817フィート(約249m)しかなく、中央競馬で最短の函館競馬場(262.1m)よりも短い。芝コースのサイズ感はJRAのどの競馬場よりも小さく、地方の盛岡競馬場(1周1400m、直線300m)が最も近い。
コース幅は80フィートで、引込線の部分は65フィート(約20m)。コーナーに5%、直線に1.5%のバンク角がつけられており、芝はバミューダグラスが採用されている。