ドバイワールドカップデーの芝1800mで行われる芝中距離王決定戦、ドバイターフ。 ※2022年は1着同着、2018年は3着同着。 最も勝利回数が多いゲート番は9番ゲートの3回。昨年パンサラッサと1着を分け合ったロードノースも9番ゲートだった。次いで5番ゲートの2回となっている。連対率、3着内率にまで広げると10番ゲートも好成績を収めている。内枠でも外枠でも勝利馬を輩出しているため、ゲートによる不利はないとみてよいだろう。 ※2022年は1着同着、2018年は3着同着。 4歳と5歳が4勝ずつ、連対率、3着内率でも好成績を収めている。今年4歳のダノンベルーガには嬉しいデータだ。次いで6歳の3勝。7歳以上の勝利はない。 ※2022年は1着同着、2018年は3着同着。 過去10年では牡馬・セン馬が8勝、牝馬は3勝を挙げている。連対率・3着内率に広げると牝馬の好成績が目立っており牡馬・セン馬より高い27.3%、40.9%となっている。2017年は日本から参戦した牝馬のヴィブロスがこのレースを制した。 ※2022年は1着同着、2018年は3着同着。 過去10年の単勝オッズ別成績。いずれも単勝10倍未満の馬が勝利しており、連対率、3着内率もそれぞれ42.1%、55.3%と突出している。3着までに広げてみても、29.9倍以下の馬がほとんどだが、2019年は2着に22.5倍、3着に99.9倍の馬が入着している。人気薄の馬にも警戒だ。2019年はアーモンドアイが単勝1.2倍という圧倒的な人気に応えて優勝した。 ※2022年は1着同着、2018年は3着同着。 ※2022年は1着同着、2018年は3着同着。 最も勝利を挙げているのが日本の5勝。今年も4頭が参戦し、データ的には大いに期待ができる。次に勝利を挙げているのがイギリスの3勝。フランスも1勝しているので、ヨーロッパ勢も侮れない。地元UAEも2勝しており、有力馬の一頭UAEのアルファリークにも要注意だ。
出走馬レーティング及び過去10年のデータより、ドバイターフの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。
表2:ゲート番別成績表
ゲート番
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
1
0
0
1
9
0%
0%
10%
2
1
0
1
8
10%
10%
20%
3
0
1
1
8
0%
10%
20%
4
0
1
0
9
0%
10%
10%
5
2
1
0
7
20%
30%
30%
6
0
1
1
8
0%
10%
20%
7
1
1
0
7
11.1%
22.2%
22.2%
8
0
0
1
9
0%
0%
10%
9
3
0
1
6
30%
30%
40%
10
1
3
2
4
10%
40%
60%
11
1
1
0
7
11.1%
22.2%
22.2%
12
1
0
1
7
11.1%
11.1%
22.2%
13
0
0
2
6
0%
0%
25%
14
1
0
0
3
25%
25%
25%
15
0
0
0
4
0%
0%
0%
16
0
0
0
1
0%
0%
0%
表3:年齢別成績表
年齢
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
4歳
4
4
2
39
8.2%
16.3%
20.4%
5歳
4
4
5
33
8.7%
17.4%
28.3%
6歳
3
1
4
17
12%
16%
32%
7歳以上
0
0
0
14
0%
0%
0%
表4:性別成績表
性別
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
牡馬・セン馬
8
6
8
90
7.1%
12.5%
19.6%
牝馬
3
3
3
13
13.6%
27.3%
40.9%
表5:単勝オッズ別成績表
勝率
連対率
3着内率
10倍未満
28.9%
42.1%
55.3%
10倍~29.9倍
0%
8.3%
18.8%
30~49.9倍
0%
0%
0%
50~99.9倍
0%
0%
5.6%
100倍以上
0%
0%
0%
※2017年以降はJRAオッズ、それ以前は現地オッズ。
表6:前走レース別成績表
ドバイターフにおける成績
前走レース
1着
2着
3着
中山記念(日・G2)
4
1
0
ジェベルハッタ(UAE・G1)
2
3
2
香港マイル(香・G1)
1
1
1
条件戦
1
1
0
ウィンターダービー(英・G3)
1
0
1
ブリーダーズカップターフ(米・G1)
1
0
0
ジャパンカップ(日・G1)
1
0
0
アイリッシュチャンピオンステークス(愛・G1)
0
1
0
バランシーン(UAE・G2)
0
1
0
東京新聞杯(日・G3)
0
1
0
クイーンエリザベス2世ステークス(英・G1)
0
0
2
ガルフストリームパークターフハンデキャップ(米・G1)
0
0
1
ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(米・G1)
0
0
1
香港カップ(香・G1)
0
0
1
天皇賞(秋)(日・G1)
0
0
1
京都記念(日・G2)
0
0
1
中山記念が4勝と最多。昨年はパンサラッサがこのローテーションで挑んだのは記憶に新しい。次いで本番と同じ条件で行われるジェベルハッタが2勝。他は香港マイルやジャパンカップ、ブリーダーズカップターフなど各国の主要G1をステップにしていることが多い。
表7:調教国別成績表
調教国
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
日本
5
3
3
7
27.8%
44.4%
61.1%
イギリス
3
2
4
27
8.3%
13.9%
25%
UAE
2
0
2
34
5.3%
5.3%
10.5%
フランス
1
1
1
5
12.5%
25%
37.5%
南アフリカ
0
3
0
12
0%
20%
20%
アメリカ
0
0
1
4
0%
0%
20.0%
アイルランド
0
0
0
7
0%
0%
0%
香港
0
0
0
5
0%
0%
0%
ニュージーランド
0
0
0
1
0%
0%
0%
バーレーン
0
0
0
1
0%
0%
0%
注:2022年は1着同着、2018年は3着同着。
注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。
注:S.ビン・スルール調教師とC.アップルビー調教師はUAEで集計。
注:2020年は中止。