世界最高峰のダートレース、ドバイワールドカップ。 勝馬を最も輩出しているの6番ゲートと12番ゲートの2回。連対率、3着内率にまで広げると5番ゲート、9番ゲート、11番ゲートも好成績を収めている。昨年の覇者カントリーグラマーは5番ゲートだった。 5歳が最も勝利を挙げており4勝。次いで4歳の3勝と続き、連対率、3着内率でも好成績を収めている。日本から参戦するクラウンプライド、ジオグリフが共に4歳。好結果を期待したい。 過去10年はいずれも牡馬・セン馬が勝利している。2014年から2015年にかけては、セン馬が連覇している。牝馬は出走数自体が少ないのもあるが3着以内にも入れず苦戦傾向だ。 過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高い。最も人気を集めて勝ったのが2017年のアロゲートで1.2倍。単勝オッズが30倍を超えた馬の優勝はなく、順当に人気馬が勝利する傾向。単勝オッズが50倍を超える馬が2着、3着に入るケースがあり、伏兵の馬にも注意が必要だ。 ※サウジカップ(沙・G1) は2020年まで国際格付けなし。 地元UAEとアメリカが5勝ずつ挙げている。ヨーロッパ勢からの勝利はないが、今年はイギリスから前哨戦のアルマクトゥームチャレンジラウンド2(G2)を制したアルジールスが参戦する。
過去10年のデータより、ドバイワールドカップの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。
表2:ゲート番別成績表
ゲート番
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
1
1
0
1
7
11.1%
11.1%
22.2%
2
0
1
0
9
0%
10%
10%
3
0
1
1
8
0%
10%
20%
4
0
1
0
8
0%
11.1%
11.1%
5
1
1
2
5
11.1%
22.2%
44.4%
6
2
0
1
7
20%
20%
30%
7
0
2
1
7
0%
20%
30%
8
1
0
0
9
10%
10%
10%
9
1
2
0
6
11.1%
33.3%
33.3%
10
1
0
1
6
12.5%
12.5%
25%
11
1
1
1
4
14.3%
28.6%
42.9%
12
2
0
1
4
28.6%
28.6%
42.9%
13
0
1
0
5
0%
16.7%
16.7%
14
0
0
0
4
0%
0%
0%
15
0
0
1
0
0%
0%
100%
16
0
0
0
1
0%
0%
0%
表3:年齢別成績表
年齢
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
4歳
3
6
2
23
8.8%
26.5%
32.4%
5歳
5
2
3
33
11.6%
16.3%
23.3%
6歳
0
1
4
18
0%
4.3%
21.7%
7歳以上
2
1
1
16
10%
15%
20%
表4:性別成績表
性別
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
牡馬・セン馬
10
10
10
85
8.7%
17.4%
26.1%
牝馬
0
0
0
5
0%
0%
0%
表5:単勝オッズ別成績表
勝率
連対率
3着内率
10倍未満
16.7%
27.8%
33.3%
10倍~29.9倍
8.7%
19.6%
32.6%
30~49.9倍
0%
0%
7.1%
50~99.9倍
0%
5.6%
11.1%
100倍以上
0%
0%
0%
※2017年以降はJRAオッズ、それ以前は現地オッズ。
表6:前走レース別成績表
ドバイワールドカップにおける成績
前走レース
1着
2着
3着
アルマクトゥームチャレンジラウンド3(UAE・G1)
5
2
1
ペガサスワールドカップ(米・G1)
1
1
2
サウジカップ(沙・G1)※
1
1
0
レイザーバックハンデキャップ(米・G3)
1
1
0
ガルフストリームパークターフハンデキャップ(米・G1)
1
0
0
ハンデ戦
1
0
0
サンアントニオステークス(米・G2)
0
1
1
英チャンピオンステークス(英・G1)
0
1
0
香港ヴァーズ(香・G1)
0
1
0
アルマクトゥームチャレンジラウンド2(UAE・G2)
0
1
0
カーリンハンデキャップ(米・L)
0
1
0
サンタアニタハンデキャップ(米・G1)
0
0
1
ドンハンデキャップ(米・G1)
0
0
1
ムーランドロンシャン賞(仏・G1)
0
0
1
川崎記念(日・G1)
0
0
1
ウィンターダービートライアルステークス(英・L)
0
0
1
条件戦
0
0
1
過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じメイダン競馬場2000mで行われるアルマクトゥームチャレンジラウンド3を使った馬が最も多く5回優勝。他は様々なレースから参戦している。表7:調教国別成績表
調教国
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
アメリカ
5
4
5
21
14.3%
25.7%
40.0%
UAE
5
2
1
32
12.5%
17.5%
20.0%
イギリス
0
2
2
5
0%
22.2%
44.4%
日本
0
1
1
13
0%
6.7%
13.3%
南アフリカ
0
1
0
4
0%
20.0%
20.0%
フランス
0
0
1
4
0%
0%
20.0%
香港
0
0
0
3
0%
0%
0%
アイルランド
0
0
0
2
0%
0%
0%
ウルグアイ
0
0
0
2
0%
0%
0%
サウジアラビア
0
0
0
1
0%
0%
0%
ドイツ
0
0
0
1
0%
0%
0%
バーレーン
0
0
0
1
0%
0%
0%
韓国
0
0
0
1
0%
0%
0%
注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。
注:S.ビン・スルール調教師とC.アップルビー調教師はUAEで集計。
注:2020年は中止。