香港カップ

2022/12/11(日) 17:40発走 シャティン競馬場

沿革HISTORY

香港カップ(G1)
2022年12月11日 (日) 17:40[現地時間 2022年12月11日 (日) 16:40]
香港 シャティン競馬場
芝右2000m 3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55.25kg 3歳=牡・セン馬 55.75kg、牝馬54kg (南半球産3歳は各5kg減)

賞金総額:3400万香港ドル(約6億1200万円)
1着賞金:1938万香港ドル(約3億4884万円)
※1香港ドル=18円で換算



賞金総額は前年比400万香港ドル、1着賞金も同228万香港ドル増額され、総額3400万香港ドル(約6億1200万円)、1着賞金:1938万香港ドル(約3億4884万円)に。香港の競馬だけでなく、香港で開催される全スポーツイベントの中で最高の賞金規模を誇る。

香港カップが1988年1月24日に芝1800mの香港招待カップとして初施行された当時はシンガポールやマレーシアの競馬を統括するマラヤン競馬協会のみを招待対象としており、賞金総額も147万香港ドルと現在の4.3%ほどしかなかった。

それから段階的に招待国を増やし、1993年には国際G3に格付け。それを機に対象国の制限を撤廃し、レース名も香港国際カップに改称した。翌年には国際G2に昇格、そして1999年に香港で初の国際G1として格付けを受け、距離2000mの香港カップと施行条件やレース名も改めて現在に至る。

日本調教馬はG2時代にフジヤマケンザン(1995年)とミッドナイトベット(1998年)が2勝。G1昇格後は2001年にアグネスデジタルが最初の勝利を挙げ、2015年と2016年はエイシンヒカリとモーリスで連覇、そして2019年からはウインブライト、ノームコア(2020年)、ラヴズオンリーユー(2021年)で3連覇している。フジヤマケンザンは日本調教馬として香港で初勝利、ノームコアは日本の牝馬として初勝利だった。

また、G1昇格後は地元の香港勢が最多の7勝を挙げているが、日本勢はこれに迫る通算6勝。連覇はカリフォルニアメモリー(2011年、2012年)の1頭しかいない。