香港ヴァーズ
2022/12/11(日) 15:10発走 シャティン競馬場
香港ヴァーズ(G1)
2022年12月11日 (日) 15:10[現地時間 2022年12月11日 (日) 14:10]
香港 シャティン競馬場
芝右2400m 3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55.25kg 3歳=牡・セン馬 55kg(同南半球産 50.25kg)、牝馬53kg(同南半球産 48.5kg)
賞金総額:2200万香港ドル(約3億9600万円)
1着賞金:1254万香港ドル(約2億2572万円)
※1香港ドル=18円で換算
香港で3番目の国際レースとして1994年に創設。当初は香港国際ヴァーズの名称で格付けもリステッドだったが、1996年には国際G2の格付けを受けた。1999年に香港スプリントが新設されると、香港国際ヴァーズは香港ヴァーズに改称(香港マイルも香港国際ボウルから改称)。翌2000年にG1昇格を果たした。
歴史的に欧州調教馬が強く、G1昇格後の22回でフランス7勝、英国6勝(UAEの1頭を含む)、アイルランド3勝と勝率は合計で7割を超える。フランス調教馬はドクターディーノが2007年と2008年に連覇、アイルランド調教馬もハイランドリールが2勝(2015年、2017年)し、英国調教馬はG2時代にルソーが連覇(1996、1997年)している。
香港勢はジャパンCでも2着があるインディジェナス(1998年)が初優勝。G1昇格後では2013年のドミナントと2018年のエグザルタントが優勝しているが、これらの3頭はいずれも欧州でデビュー後に香港へ移籍馬してきた背景がある。香港では2000mを超える距離のレースが少ないため、短距離系のレースのような底上げを果たせていない。
日本調教馬は2001年の初優勝(ステイゴールド)から2勝目(2016年のサトノクラウン)まで15年開いたが、2019年にグローリーヴェイズが2分24秒77のレースレコードで3勝目を挙げ、2021年にも自身2勝目、日本調教馬として4勝目を記録。欧州以外で初めて2勝した馬となり、この2022年にレース史上初の3勝目を狙う。