ドバイワールドカップ 2026/3/29(日) 01:45発走 メイダン競馬場

レース概要・過去結果HISTORY

昨年はヒットショーがG1初制覇を飾った。(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

ドバイワールドカップ 競走条件・賞金HISTORY

ドバイワールドカップ(G1)
2026年3月29日 (日) 01:45[現地時間 2026年3月28日 (土) 20:45]
UAE メイダン競馬場
ダート左2000m 北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55kg (南半球産3歳馬の出馬投票があった場合 4歳以上=牡・セン馬 58kg、牝馬 56kg 南半球産3歳=牡・セン馬 55kg、牝馬 53kg)

賞金総額:1200万米ドル(約19億800万円)
1着賞金:696万米ドル(約11億664万円)
※1米ドル=159円で換算

ドバイワールドカップ 歴史HISTORY

1996年の創設当時はリステッドの格付けながら世界最高の賞金総額400万ドルを誇った。記念すべき第1回は北米の歴代賞金王(当時)となるシガーが参戦し、同じく北米の強豪ソウルオブザマターとの一騎打ちに勝利。スターホースの招へいに成功し、結果も伴ったことが、レースの権威づけとイベントの発展に大きく寄与したと評されている。その2年後、1998年には早くもG1の格付けを受けた。

レース創設の当初はナドアルシバ競馬場のダート2000mを舞台としていた。しかし、第15回を迎える2010年にメイダン競馬場が開場し、コースもダートからタペタ素材のオールウェザー(AW)に変更となる。それを機に優勢だった北米や地元UAEの他にフランスや日本からも優勝馬が誕生し、ワールドカップにふさわしい国際色を伴うようになった。

当時の北米は西海岸を中心にAWコースの採用が進んでいたものの、中部から東海岸では伝統的なダートコースが主流であることに変わりはなく、クラシック三冠もダート戦が維持されていた。そうした背景もあってダート戦の価値が失われることはなく、ドバイに遠征する北米調教馬が減少。当のドバイでも過酷な気候の中でタペタ素材のメンテナンスに課題があり、メイダン競馬場は2015年にAWからダートを採用することになる。こうして、北米勢とUAE勢がかつてのような支配力を回復するようになった。

賞金総額は2019年に1200万ドルまで上昇した。しかし、2020年に賞金総額2000万ドルのサウジカップが誕生したことにより、長らく守ってきた世界最高賞金レースの座を明け渡した。その2020年は新型コロナウイルスの世界的流行により開催中止となり、2021年にあらためて第25回開催を行う順延措置が取られた。

なお、昨シーズン(2024/2025シーズン)はイスラム教の断食月(ラマダン)の影響により、荒天で順延となった1997年以来の4月開催だったが、今シーズンは例年通り3月末に戻っている。それに伴い馬齢重量の基準も元に戻り、アンダーカードを含めて3歳馬と古馬の斤量差が前年から変わっているケースもある。

日本調教馬は1996年の第1回から参戦して苦戦が続いたものの、AW施行の2011年にヴィクトワールピサが初制覇し、2着のトランセンドとともにワンツーフィニッシュ。そして、ダート施行では2023年にウシュバテソーロが待望の初優勝を飾り、同馬は2024年も2着で2年連続の連対を果たしている。2001年に2着のトゥザヴィクトリー、同じく2021年のチュウワウィザードと合わせて2勝、2着4回という実績は、北米とUAEには大きく離されているものの国別では3番手。2025年はフォーエバーヤングが3着ながら戦前に大本命の評価を受けており、近年は著しく存在感を増している。

なお、アンダーカードを含む各レースに対応する現地前哨戦の勝ち馬には優先出走権が与えられ、さらに本番でも優勝すると賞金総額の10%に相当するボーナスが付与される。ドバイWCの場合はG1アルマクトゥームチャレンジ(1月23日)とG2アルマクトゥームクラシック(2月28日)の2レースが対象で、ボーナスはそれぞれ120万ドルとなる。

ドバイワールドカップ 過去レース結果(歴代優勝馬)HISTORY

レース日 調教国 馬名 性齢 騎手 調教師 タイム
2025年4月5日 アメリカアメリカ ヒットショー 牡5 F.ジェルー B.コックス 2:03:50
2024年3月30日 UAEUAE ローレルリバー 牡6 T.オシェア B.シーマー 2:02:31
2023年3月25日 日本日本 ウシュバテソーロ 牡6 川田将雅 高木登 2:03:25
2022年3月26日 アメリカアメリカ カントリーグラマー 牡5 L.デットーリ B.バファート 2:04:97
2021年3月27日 アメリカアメリカ ミスティックガイド 牡4 L.サエス M.スティッドハム 2:01:61
2020年3月28日   中止        
2019年3月30日 UAEUAE サンダースノー 牡5 C.スミヨン S.ビン・スルール 2:03:87
2018年3月31日 UAEUAE サンダースノー 牡4 C.スミヨン S.ビン・スルール 2:01:38
2017年3月25日 アメリカアメリカ アロゲート 牡4 M.スミス B.バファート 2:02:15
2016年3月26日 アメリカアメリカ カリフォルニアクローム 牡5 V.エスピノーザ A.シャーマン 2:01:83
2015年3月28日 UAEUAE プリンスビショップ セ8 W.ビュイック S.ビン・スルール 2:03:24
2014年3月29日 UAEUAE アフリカンストーリー セ7 S.デソウサ S.ビン・スルール 2:01:61
2013年3月30日 アメリカアメリカ アニマルキングダム 牡5 J.ロザリオ G.モーション 2:03:21
2012年3月31日 UAEUAE モンテロッソ 牡5 M.バルザローナ M.アルザルーニ 2:02:67
2011年3月26日 日本日本 ヴィクトワールピサ 牡4 M.デムーロ 角居勝彦 2:05:94
2010年3月27日 フランスフランス グロリアデカンペオン 牡6 T.ペレイラ P.バリー 2:03:83
2009年3月28日 アメリカアメリカ ウェルアームド セ6 A.グライダー E.ハーティー 2:01:01
2008年3月29日 アメリカアメリカ カーリン 牡4 R.アルバラード S.アスムッセン 2:00:15
2007年3月31日 アメリカアメリカ インヴァソール 牡5 F.ハラ K.マクローリン 1:59:97
2006年3月25日 UAEUAE エレクトロキューショニスト 牡5 L.デットーリ S.ビン・スルール 2:01:32
2005年3月26日 アメリカアメリカ ロージズインメイ 牡5 J.ヴェラスケス D.ローマンズ 2:02:17
2004年3月27日 アメリカアメリカ プレザントリーパーフェクト 牡6 A.ソリス R.マンデラ 2:00:24
2003年3月29日 UAEUAE ムーンバラッド 牡4 L.デットーリ S.ビン・スルール 2:00:48
2002年3月23日 UAEUAE ストリートクライ 牡4 J.ベイリー S.ビン・スルール 2:01:18
2001年3月24日 アメリカアメリカ キャプテンスティーヴ 牡4 J.ベイリー B.バファート 2:00:40
2000年3月25日 UAEUAE ドバイミレニアム 牡4 L.デットーリ S.ビン・スルール 1:59:50
1999年3月28日 UAEUAE アルムタワケル 牡4 R.ヒルズ S.ビン・スルール 2:00:65
1998年3月28日 アメリカアメリカ シルバーチャーム 牡4 G.スティーヴンス B.バファート 2:04:29
1997年4月3日 イギリスイギリス シングスピール 牡5 J.ベイリー M.スタウト 2:01:91
1996年3月27日 アメリカアメリカ シガー 牡6 J.ベイリー W.モット 2:03:84

ドバイワールドカップ 日本馬の過去成績HISTORY

馬名 着順 性齢 騎手 調教師
2025 フォーエバーヤング 3 牡4 坂井瑠星 矢作芳人
ウシュバテソーロ 6 牡8 菅原明良 高木登
ウィルソンテソーロ 7 牡6 川田将雅 高木登
ラムジェット 9 牡4 三浦皇成 佐々木晶三
2024 ウシュバテソーロ 2 牡7 川田将雅 高木登
ウィルソンテソーロ 4 牡5 原優介 小手川準
ドゥラエレーデ 5 牡4 B.ムルザバエフ 池添学
デルマソトガケ 6 牡4 O.マーフィー 音無秀孝
2023 ウシュバテソーロ 1 牡6 川田将雅 高木登
テーオーケインズ 4 牡6 O.マーフィー 高柳大輔
クラウンプライド 5 牡4 D.レーン 新谷功一
パンサラッサ 10 牡6 吉田豊 矢作芳人
ジオグリフ 11 牡4 C.ルメール 木村哲也
カフェファラオ 12 牡6 J.モレイラ 堀宣行
ヴェラアズール 13 牡6 C.デムーロ 渡辺薫彦
ジュンライトボルト 15 牡6 R.ムーア 友道康夫
2022 チュウワウィザード 3 牡7 川田将雅 大久保龍志
2021 チュウワウィザード 2 牡6 戸崎圭太 大久保龍志
2019 ケイティブレイブ 取消 牡6 J.モレイラ 杉山晴紀
2018 アウォーディー 6 牡8 武豊 松永幹夫
2017 アウォーディー 5 牡7 武豊 松永幹夫
ラニ 8 牡4 R.ムーア 松永幹夫
アポロケンタッキー 9 牡5 C.ルメール 山内研二
ゴールドドリーム 14 牡4 J.モレイラ 平田修
2016 ホッコータルマエ 9 牡7 幸英明 西浦勝一
2015 ホッコータルマエ 5 牡6 幸英明 西浦勝一
エピファネイア 9 牡5 C.スミヨン 角居勝彦
2014 ベルシャザール 11 牡6 C.ルメール 松田国英
ホッコータルマエ 16 牡5 幸英明 西浦勝一
2012 エイシンフラッシュ 6 牡5 C.ルメール 藤原英昭
スマートファルコン 10 牡7 武豊 小崎憲
トランセンド 13 牡6 藤田伸二 安田隆行
2011 ヴィクトワールピサ 1 牡4 M.デムーロ 角居勝彦
トランセンド 2 牡5 藤田伸二 安田隆行
ブエナビスタ 8 牝5 R.ムーア 松田博資
2010 レッドディザイア 11 牝4 C.スミヨン 松永幹夫
2009 カジノドライヴ 8 牡4 安藤勝己 藤沢和雄
2008 ヴァーミリアン 12 牡6 武豊 石坂正
2007 ヴァーミリアン 4 牡5 C.ルメール 石坂正
2006 カネヒキリ 4 牡4 武豊 角居勝彦
スターキングマン 7 牡7 O.ペリエ 森秀行
2005 アジュディミツオー 6 牡4 内田博幸 川島正行
2004 アドマイヤドン 8 牡5 安藤勝己 松田博資
リージェントブラフ 9 牡8 吉田豊 大久保洋吉
サイレントディール 12 牡4 武豊 池江泰郎
2002 アグネスデジタル 6 牡5 四位洋文 白井寿昭
トゥザヴィクトリー 11 牝6 O.ペリエ 池江泰郎
2001 トゥザヴィクトリー 2 牝5 武豊 池江泰郎
レギュラーメンバー 9 牡4 松永幹夫 山本正司
2000 ワールドクリーク 6 牡5 加藤和宏 新井仁
1998 キョウトシチー 6 牡7 松永幹夫 中尾謙太郎
1997 ホクトベガ 中止 牝7 横山典弘 中野隆義
1996 ライブリマウント 6 牡5 石橋守 柴田不二男
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